2017年10月30日月曜日

パワーストーン

夏休みに子供と化石掘りに行きました。その時、拾った石が、大昔の人が勾玉を作っていた石だと聞いて、つくってみたいなあと思っていました。

今だからこそある文明の利器でなんとか石を形にするのだけれど、それでも、大変な作業です。
石の中ではやわらかい石とはいえ、やっぱり固いのです。

私は穴を電動ドリルで開けてしまったけれど、それだって、弥生時代くらいの人は、竹ぐしと砂を利用して開けていたそうです。

緑色凝灰岩というこの石は、日本列島がまだ海の底だったころの海底火山が噴出して、その灰が固まってできた石なんだそうです。この石は人間が見た事のない世界を見ていたのです。そんな世界に思いをはせていたら、この石に畏敬の念を感じずにはいられませんでした。

石は磨けば磨くほど輝くのだそうです。きっと何年もかけて。


とても大変な作業なので、途中であきちゃうかも?と思って、子供の頃、ハローウィーンパーティーでやったゲームを用意。実際のところ、石を削る作業は面白かったらしく、飽きる子はいなかったのだけれど、それでも息抜きになって良かったかもしれません。

水に浮かんでいるリンゴを口だけで取ります。結構ムズカシイんです。けれど、大盛り上がり。


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