2017年11月9日木曜日

幻燈機


子供に絵本を読んでいて、何でもない言葉に引っかかったり、気になる事ってあります。
宮沢賢治の「やまなし」
自然の描写が美しくて、子供の時から大好きでした。
クラムボンも気になった言葉ではあったけれど、
「私の幻燈はこれでおしまひであります」
の幻燈って何だろうと、子供心に思っていました。
何か映画のようなものなんだろうか。
 
大人になった今、幻燈機を作ってみようという気になって、工作中です。

今でいうプロジェクターのようなものであったらしい。

これを自分で作れるって言うのが楽しい。

この幻燈機で物語を壁に映し出せたらきっと楽しいだろうな。




この間の続きのようだけれど、人ってやる気になると何でもできるんだなぁと思う。

子供の頃、私だってサーカス団の空中ブランコ乗りになれるって心の底から信じていた。ただ、両親にも親戚にもサーカス団がいなくて、たまたま、練習場に出会わなかっただけで、他の人間にできるなら自分だって練習すればできるはずだ。

心の底から信じて疑わない強い心。今だって思う。今からだって、何にでもなれるし、何でもできる。人の手で作られたものは、私の手にも作れるはず。

大切なのは器用さじゃなくて「作りたい」っていう熱意なんだろうな。
 

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